社員インタビュー

地質技術者

地層科学研究所では、地質技術者が担う役割が非常に重要だと考えています。なぜならば、地質調査など主体的に業務を担当する以外に、岩盤力学や地盤工学の知識が必要とされる数値シミュレーション業務でも地質構造や分布などの知識が必要となり、地質技術者が協力する場面が数多くあるからです

営業チーム

K.K

筑波大学生命環境学群 地球学類科

2019年入社

これまでのキャリア
入社後、営業チーム(3ヶ月)→
実験・計測チーム(1年半)→現在のチームに配属

地図や歴史に自分が関わったものを残せる仕事

これが私の仕事

ー地質モデル作成 -見えないものを見ようとして

人間の様々な活動は,地球のほんの表層で営まれています.人間が自然に関与するとき,防災や環境問題といった課題に直面します.それを弊社は「地層」という枠組みで捉え,解決を試みます. 具体的には,山体にトンネルを掘ったり,地下にコンクリート塊を入れたり,巨大地下施設を作るとき,周囲の地下水場への影響を考慮したり,安全な施工のために周辺地盤の強度や断層の分布を把握する必要があります. 地質モデルは,それらを議論するために不可欠です.社内で開発しているソフトウェアを使用して3次元地質構造モデルを作成することが現在の主なお仕事です.地質構造モデル作成には地質学の知識が不可欠ですが,大学で学んだことを活かすことができている点は嬉しいです.

仕事ばなし

ー新しいものを生み出すこと,評価されること

案外人は簡単に困ります.分からないことが多すぎるからです.ふと足元を見ても,一体地下50m地点にどれだけの圧力がかかっているのかとか,地下水の流れがどうなっているかなんて,誰も知りません. 例えば建設会社がそのような問題に直面した時,ひとつの答えを提示するのが弊社のような建設コンサルタントです.ですから我々は常に,答えを誰も知らない問題と向き合う必要があります.そこに価値があるのです.私が作る地質構造モデルは,この世界で全く新しい唯一無二のものですが,それを自分で作り出せることにやりがいを覚えます.当然仕事はお客様との真剣勝負です.その中で,自分の生み出したものが上司やお客様から良い評価を頂けたときは,素直に嬉しいものです.

私がこの会社を選んだ理由

ー人生100年時代に楽しく生きたい

就職を揶揄して「懲役40年」と言う人がいます.そんな不健全な心持の「社会人」には絶対なりたくありませんでした.私が就職活動でまず大切にしたことは,勤務時間や残業時間,有給消化率といった社内環境です. 社内でも社外でも,気持ちよく生活することが人生において重要だと考えました.今では平日でも趣味や自己啓発に時間を使うことができています.また,大学で学んだ地質学の知識を活かしたい,深めたいとも思っていました. その過程で業種を絞り,資格や学位取得に理解や実績のある会社を探しました.最終的な決め手となったのは,会社説明会で社長や先輩社員と交流した際に,空気感が合うと直感した点です.平日は家族よりも長い時間を過ごす社員の皆さんですから,やはり社内の人間関係は重要です.

私が感じるこの仕事のポイント

仕事の中身 間接的ですが、地図や歴史に自分が関わったものを残せる仕事
仕事でかかわる人
社内外のその道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事です。経験すればするほど身につきます。
仕事で身につくもの新しい動きに敏感になり、幅広い知識が身につきます
特に向いている性格何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事
仕事で活かせるもの学生時代の勉強が活かせる仕事
入社理由(採用活動)本当に人物重視の採用を行っていると感じられたから
仕事の特徴地域勤務限定で、遠い転勤がない仕事*1
スーツを着なくていい仕事*2
出張や転勤が多く、全国各地に行ける仕事*3

*1:基本的に転勤先となる拠点が少ないため転勤はありませんが、今後の戦略や業務展開によって転勤の必要がある場合には、本人の意思などを確認したうえで検討します。

*2:まったくスーツを着ない、というわけではありません。お客様との打合せにはスーツを着用しますが、内勤のときはカジュアルな服装でもOKです。とはいえ、Tシャツ・短パン・ビーチサンダルのような服装はNGです。シャツにチノパン、スニーカーのような服装の社員が多いですが、なかには服装の組み合わせに悩まなくて済むという理由から、あえてスーツを毎日着ている社員もいます。

*3:出張は職種・担当業務によって変わります。地質技術者は、出張・外出ともにありますが、2週間に1回あるかないかの社員が多いです。入社1年目は、いろいろな仕事を体験してもらいたいとの考えから、外出や出張の機会が増えるでしょう。

先輩技術者から就活アドバイス

何がしたいのか,何を大切にしたいのか,絶対にぶれない軸を作ることから始めましょう.どんな業界でどんな業種に就きたいか,大切なのは金か名誉かやりがいか趣味か.綺麗ごとではなくていいので,真っ直ぐ自分と向き合いましょう. 軸がぶれなければ,他人の動向に踊らされることはありません.また,中小企業にも是非目を向けてみてください.数がおおいぶん,自分にぴったりな企業は探せば必ず見つかります.

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