社員インタビュー

地質技術者

地層科学研究所では、地質技術者が担う役割が非常に重要だと考えています。なぜならば、地質調査など主体的に業務を担当する以外に、岩盤力学や地盤工学の知識が必要とされる数値シミュレーション業務でも地質構造や分布などの知識が必要となり、地質技術者が協力する場面が数多くあるからです。

解析チーム

A.Y

静岡大学大学院 総合科学技術研究科
理学専攻 地球科学コース

2017年入社

これまでのキャリア
入社後、現在のチームに配属

生活基盤となる社会インフラを作るサポート

これが私の仕事

ー地質的な観点から見た3次元地質構造モデルなどを作成

現在、各地で行われているトンネル掘削工事において、そのトンネル周辺の3次元地質構造モデルを作成しています。3次元の地質構造モデルは、一般の人にも、見やすく、分かりやすいので、重要視されています。

仕事ばなし

ー入社1年目、災害復興トンネル工事関連業務を経験

入社1年目の時、平成28(2016)年熊本地震の復興のためのトンネル工事に関連する業務を経験しました。この業務は、トンネルが貫通するまでの約1年間行ったもので、掘削時の断面から地質を判別するというものでした。
最初は判別も不安定でしたが、次第に安定していき、最終的には、それを元に地質展開図を作成しました。さらに、それを3次元の地質構造モデルに投影させ、トンネル工事に役立てていただきました。 その後、私の作ったモデルは学会発表の資料としても使っていただきました。また、今回の業務は復興プロジェクトということもあり、社会貢献もできたので、とてもよかったと思っています。

私がこの会社を選んだ理由

ー学んだことが活かせる期待と、業務内容や社風に魅力を感じて

就職活動では、自分の専門分野だけでなく、なるべく幅広い業界を見ることにしていました。そのため、視野を広くもつことができ、自分の専門分野についても他の業種と比較することができました。 決め手となったポイント、まず1つ目は、自分の専門分野が生かせそうと思ったこと。さらに、大学の学部OBの方がいらっしゃったので、安心感がありました。2つ目は、会社説明で直接話をした時の印象です。業務内容はもちろんのこと、社員と話をしてみての印象も決め手の1つとなりました。

私が感じるこの仕事のポイント

仕事の中身生活基盤となる社会インフラを作るサポート
仕事のスタイル 慎重さと正確さが問われる仕事。地道な作業が多いです。
仕事でかかわる人
社内外のその道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事です。経験すればするほど身につきます。
仕事で身につくもの客観的に整理・分析する能力が身につきます。
特に向いている性格       何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事

先輩技術者から就活アドバイス

就職活動では、多くの企業を知る機会があります。そこで、自分の希望職種以外でも積極的に説明会などに参加することをお勧めします。 もしかしたら、そこに新しい選択肢ができるかもしれませんし、逆に、自分の希望職種への志望が強くなるかもしれません。他人に流されず、自分のペースで就職活動を進めてください。

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