技術サポートFAQ

技術サポート一覧

数値解析ソフトウェアに関する「よくある質問と回答」を紹介しています。

製品共通 導入時

Q1:CDから製品をインストールしましたが、起動することが出来ません。原因を教えてください。

製品を起動するには、「ハスプ」というハードウェアロックキー(参照:Q2:「ハスプ」とは何ですか?)が必要になります。ハスプがPCに装着されているか、ご確認下さい。
ネットワークライセンス版のハスプをお使いの場合は、サーバにハスプが装着されているかご確認下さい。

また、PCを入れ替えたときにいままで使用していたOSと異なるために、製品が起動しない場合があります。その場合には、HASP(ハスプ)ドライバーの更新をお試しください。 詳細はこちらをご覧ください。

Q2:「ハスプ」とはなんですか?

製品を起動する際に必要なハードウェアロックキーのことです。この「ハスプ」を認識し、製品が起動する仕組みになっております。 PCのUSBポートへ取り付けて使用します。紛失された場合の再発行はしておりません。お取扱いは充分にご注意下さい。

Q3:「ハスプ」を紛失した場合、再発行できるのでしょうか?

ハスプの再発行は行っておりません。ハスプにてライセンス管理を行っておりますので、紛失にはご注意下さい。

Q5:ネットワークライセンス版の「ハスプ」は、同時に複数のPCで製品を起動することができるのでしょうか?

購入していただいたライセンス数分は、同時に起動することができます。

(例)2D-σ×2ライセンス、3D-Flow×2ライセンスをお持ちの場合は、それぞれの製品を2台のPC(合計4台)にて同時起動することができます。

Q6:「キーディスク(フロッピーディスク)」で運用していますが、プログラムが起動しなくなりました。どうすればよいでしょうか?

キーディスク(フロッピーディスク)のサポートは終了いたしました。ハスプ(ハードウェアロックキー)と交換していただき、引き続きのご愛用をお願いいたします。料金等詳細については、担当者までお問い合わせください。

Q7:CD-ROMに保存したファイルを開くことができません。どうすればファイルを開くことができますか?

CDに保存されたファイルは、ファイルの属性が「読み取り専用」になるため、開くことができません。データを開く場合には、ハードディスクに保存した後、ファイルのプロパティよりファイル属性の「読み取り専用」のチェックを解除して下さい。

Q8:XPで運用しているPCに製品をインストールしたら、製品が起動しません。どのような理由が考えられますか?

お使いの製品がインストールされているフォルダ内にある「haspdrv.exe」をダブルクリックして「HASP設定」をご確認下さい。【HASP KEY:無効】の場合には、下記について確認、及び対応が必要です。

1)お使いのPCのOSをご確認下さい。Windows XP SP2、及びWindows Server 2003 SP1をお使いの場合には、下記よりHASPデバイスドライバーをインストールしてください。 詳細はこちらまで

2)ハスプの破損を確認するために、起動しないPC以外のPCにハスプを装着し、起動を確認して下さい(起動確認をするPCにも、製品がインストールされている必要があります)。
 ⇒他のPCで起動する場合:ハスプの破損ではありません。
 ⇒他のPCで起動しない場合:ハスプ破損の疑いがありますので、こちらまでご連絡下さい。

3)プリンタポート、またはUSBポートが正常に動作しているかの確認を行います。ハスプがPCに装着されているか、ご確認下さい。
 ⇒プリンターポートの場合:複数のハスプを連結している場合は、動作の確認をしたいハスプのみを装着し、製品が起動するかご確認下さい。
 ⇒USBポートの場合:USBマウス等を接続し、それらの使用可否をご確認下さい。

 上記のとおり、製品の起動、またはUSBマウス等が使用できる場合は、プリンタポート、またはUSBポートの破損は考えられません。

4)上記確認、及び対応後も製品が起動しない場合には、お手数ですが、こちらまでご連絡下さい。
 (お使いのOS、シリアルNo.、ハスプ形状、製品バージョンを確認させていただきますので、予めご準備下さい。)

※稀に、他社製品のハスプドライバとの相性により、弊社製品用のハスプドライバがインストールできず、パラレルタイプのハスプが認識できなかったケースがございます。連絡の際に、他社製品使用の有無等も併せて、お知らせ下さいますようお願いいたします。

Q10:インストーラーが起動するがインストールができない場合はどうしたらよいですか?

お使いのOSによっては、インストーラー画面の「インストール」ボタンをクリックすると、エラーメッセージが表示される場合があります。
その際には、こちらの手順をお試しください。

Q11:インストール時に「.NET Framework2.0がありません」というメッセージが表示された場合はどうしたらよいですか?

Windows10の画面を例に「.NET Framework2.0」を有効にする手順を紹介します。 こちらからご確認ください。

製品共通 操作

Q1:解析が回りません。何を確認すれば良いですか?

次のようなメッシュが生成されている場合に、解析が収束しないことがあります。

■ 要素形状は三角形にも係わらず、4つの節点が存在している場合
(例)

上記のような場合は修正の必要があります。下記の修正例を参照してください。
修正例(1)

修正例(2)

Q2:要素形状が三角形で、4つの節点が存在する要素の修正方法は?

次のようなメッシュが生成されている場合に、解析が収束しないことがあります。

 「要素形状は三角形にも係わらず、4つの節点が存在する要素」は下記のような作図をした場合に作成されます。

4つのキーポイントで構成された三角形領域が存在(赤枠内)
その場合のセグメント(辺)の分割数が「1」
 上記のような作図領域の修正方法

 4節点で構成された三角形のセグメント(辺)の分割数を次のように設定すると、メッシュ生成後、領域内に3つの四辺形が生成されます。このような状態になっていれば、解析は収束します。
 分割数の調整によっては、次のようなメッシュが生成されます。分割数の調整によって発生する三角形要素には問題がありません。
【参考】
別の方法として、三角形領域(大)を前述の四角形と三角形に分け、分割数で調整するのではなく、下図のように三角形を重心と中心に三つの四角形領域を作ります。この結果、四角形要素が生成されます。