ソフトウェア販売

有限要素解析

2次元液状化解析ソフトウェア G-VIBRA/2D[FLIP対応版]

本製品は「液状化による構造物被害予測プログラムFLIP*1」用のプリ/ポストプロセッサ機能を持つソフトウェアです。
入力データの作成/諸条件の設定/解析の実行/解析結果の確認等、有限要素法に必要なデータの作成から解析結果の取得まで一連の流れを直感的に設定し、解析結果を得る機能を実現しております。
これにより、従来、時間のかかっていたデータ作成時間を大幅に短縮し、諸条件を変えて何通りも計算することが可能です。また、解析結果の視覚化により、解析結果の確認時間も大幅に短縮することが可能です。
*1:「液状化による構造物被害予測プログラムFLIP」は地盤-構造物系の有限要素法による2次元動的有効応力解析の実行ファイル(ソルバー)です。

製品特徴

「液状化による構造物被害予測プログラムFLIP」用のモデルデータを作成するプリプロセッサ機能と解析結果を確認するポストプロセッサ機能を搭載しています。
モデル作成/ソルバー起動/解析結果ファイル読み込みの一連の操作を解析部の存在を意識せずに行うことができます。
モデルの作成、条件設定、解析結果の確認をマウス操作により、スピーディに行うことができます。

プリプロセッサ・ポストプロセッサ機能

・マウス操作・数値入力によるモデル作図、境界条件・物性値の設定機能
・メッシュ自動生成機能による有限要素データ作成
・DXFファイル読込機能
・境界条件設定箇所をビジュアルに確認可能
・変形図(変位/速度/加速度)・コンター図・色分け図表示
・アニメーションファイル(AVI形式)作成機能
・クリップボード複写、数値データのテキスト出力
・節点の数値データをグラフ化
・インポート機能により過去に作成されたデータの視覚化

適用事例

・軟弱地盤の地震応答解析
・液状化対策工の効果予測
・液状化を考慮した地盤・構造物の挙動予測
・液状化に伴う重力式岸壁の挙動
・盛土地盤を対象とした液状化解析
・港湾構造物における動的特性の検討  など
G-VIBRA/2D(FLIP対応版)解析手順など
G-VIBRA/2D(FLIP対応版)解析結果図例
項目動作環境
CPUIntelPentium(TM)シリーズまたは、それらと互換性のあるCPU
メモリー実装256MB以上
ハードディスク30MB以上の空き容量(製品インストール時)
※解析実行時には、解析データの規模により、さらに多くのディスクが必要となる場合があります。
ビデオカードVGA(640×480)TrueColor以上表示可能なもの
OS Microsoft® Windows XP/Vista/7.以下のMicrosoft® Windowsにて動作確認を行っております。
日本語 Microsoft® Windows XP Professional Edition /
日本語 Microsoft® Windows Vista / 日本語 Microsoft® Windows 7
その他キーボード・マウス・ディスプレイ(またはそれらに類するもの)
説明
基本システム要素タイプ流体要素,線形はり要素,線形平面要素,間隙水要素,ジョイント要素,側方地盤要素,下方地盤要素,流体-構造連成面要素,マルチスプリング要素,線形ばね要素,節点集中質量要素,ダンパー要素,非線形はり要素,非線形ばね要素,杭-地盤相互作用ばね要素,新ダイレイタンシーモデル要素
結果出力条件図/変形図/コンター図/色分け図、各種成分の値出力、グラフ出力、テキスト出力、アニメーション機能(aviファイル作成)
その他DXFファイル読込機能、解析結果図・数値データのコピーアンドペースト機能、解析結果のインポート機能
材料定数・境界条件などの入力項目は「地震時の液状化による構造物被害予測プログラムFLIP」に準じます。
年間サポート
(有償)
・メール/電話での使用方法サポート
・バージョンアップ料金の割引
備考・本製品には「地震時の液状化による構造物被害予測プログラムFLIP」は同梱されません。
・FLIPのご購入およびFLIPコンソーシアム入会のお問い合わせとお申し込みについては「一般社団法人FLIPコンソーシアム」サイトをご確認ください。