有限要素解析
2次元弾粘塑性圧密解析ソフトウェア 2D-Consoil
本製品は、弊社数値解析ソフトウェア開発の技術を応用して、地盤解析汎用プログラムGeoFem(ジオエフイーエム)のプリ/ポストプロセッシングを目的として開発しました。実績のあるプリ/ポストプロセッサと地盤の静力学構成モデル(弾塑性モデル/弾・粘塑性モデル)が組み込まれているGeoFemの組み合わせにより、複雑な2次元圧密解析を快適に行うことを実現しました。
製品特徴
本製品は、数値解析ソルバー「GeoFem」、およびモデルデータを作成するプリプロセッサ機能と解析結果を確認するポストプロセッサ機能を搭載しています。入力データ作成/諸条件の設定/ソルバー起動/解析結果結果ファイル読み込みといった解析部の存在を意識することなく、モデル作成から解析結果の確認まで一貫した解析環境をご提供いたします。力学構成モデル
・線形弾性・Duncan-Chang非線形弾性
・Mohr-Coulomb弾塑性
・カム-クレイモデル弾塑性
・関口・太田モデル弾・粘塑性
プリプロセッサ・ポストプロセッサ機能
モデルの作成、物性の設定、境界条件などを行うプリプロセッサ機能と解析結果を確認するポストプロセッサ機能で構成されます。・分割数指定機能による要素細分化したメッシュ作成機能
・DXFファイル読み込み機能*
・ビーム要素、ジョイント要素*設定
・流速ベクトル図/色分け図/コンター図/面コンター図表示
・アニメーションファイル(AVI形式)作成機能
・GeoFem用入力データ作成、GeoFem解析結果読込機能
*はオプション
適用事例
・基礎地盤上への盛土による影響解析・構造物施工に伴う圧密解析
・軟弱地盤上への道路盛土施工の解析


項目 | 動作環境 |
---|---|
CPU | IntelPentium(TM)シリーズまたは、それらと互換性のあるCPU |
メモリー | 実装256MB以上 |
ハードディスク | 30MB以上の空き容量(製品インストール時) ※解析実行時には、解析データの規模により、さらに多くのディスクが必要となる場合があります。 |
ビデオカード | VGA(640×480)TrueColor以上表示可能なもの |
OS |
Microsoft® Windows XP/Vista/7.以下のMicrosoft® Windowsにて動作確認を行っております。 日本語 Microsoft® Windows XP Professional Edition / 日本語 Microsoft® Windows Vista / 日本語 Microsoft® Windows 7 |
I/Oポート | 使用するハードウェアロックキーのタイプにより、USB1.0互換(Aコネクタ)が必要となります。 (ネットワークライセンス方式の場合は、LAN経由での認証となるため上記ポート類は特に必要となりません。)
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その他 | キーボード・マウス・ディスプレイ(またはそれらに類するもの) |
説明 | ||
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基本システム (プリ/ポスト機能) | 力学特性モデル | 線形弾性、Duncan-Chang非線形弾性、MohrCoulomb弾塑性、カム-クレイモデル、関口・太田モデル |
要素の種類 | 平面8節点要素、平面ジョイント要素*、平面はり要素 | |
境界条件 | XY方向変位指定、間隙水圧指定、荷重指定 | |
単 位 | tf、m、dayの単位系を推奨 | |
透水係数の指定方法 | 透水係数による指定、圧密係数による指定 | |
結果出力 | 変形図、主応力図、色分け図、コンター図、数値データ出力、簡易グラフ、アニメーション表示 | |
解析結果図/数値データのコピーアンドペースト機能、DXF読込機能*、「絶対/相対」切替機能* | ||
・「GeoFem」のすべてのコマンドを使用することはできません。 ・プリプロセッサでデータを作成しない場合でも、「GeoFem」が出力したテキスト形式の解析結果をポストプロセッサに読み込むことが可能です。 | ||
年間サポート (有償) | ・メール/電話での使用方法サポート ・バージョンアップ料金の割引 *はオプション機能
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備考 |
・本製品には解析プログラムである[地盤解析汎用プログラムGeoFem](以下、GeoFem)は含まれておりません。 ・[GeoFem]は圧密現象を考慮した地盤の変形とその安定性を解析するための実行プログラム(ソルバー)です。 ・[GeoFem]は独立行政法人港湾空港技術研究所開発のプログラムです。 ・[GeoFem]は一般財団法人沿岸技術研究センターより購入することができます。 ・2D-ConsilはGeoFemの全機能に対応しておりません。 ・「GeoFem」の情報や最新版につきましては独立行政法人 港湾空港技術研究所のサイトより入手することが可能です。 |