有限要素解析
3次元応力解析ソフトウェア 3D-σ
本製品は有限要素法による3次元応力解析ソフトウェアです。有限要素解析モデルの作成、解析、結果の表示が1つのソフトウェアに収められているため、解析技術の習得、業務への適用も素早く行うことができます。また、操作性が統一されており、1つのソフトウェアでの操作を習得することで、弊社の他製品との併用もスムーズに行えます。弾性・弾塑性解析によるトンネル掘削解析はもちろん、熱応力や慣性力に考慮した解析も可能です。
製品特徴
本製品は解析ソルバー、およびプリ/ポストプロセッサを1つのソフトウェアに搭載し、解析部の存在を意識することなく、モデル作成から解析結果の確認まで一貫した解析環境を提供します。地盤・岩盤の掘削・盛土などの施工ステップを再現した解析や支保工や対策工などをビジュアルにモデル化することができ、弾性・弾塑性解析はもちろんのこと、用途に応じて弾塑性*/熱応力*/慣性力解析*を行うことが可能です。
*はオプション
力学特性モデル
・弾塑性(Tresca*/Huber-VonMiss*/Mohr-Coulomb*/Drucker-Prager*)・熱応力*
・慣性力*
*はオプション
プリプロセッサ・ポストプロセッサ機能
・分割数指定機能による要素細分化したメッシュ作成機能・2次元DXFファイル読み込み機能
・数値地図データ(国土地理院)の読込に対応
・ジョイント要素設定
(任意面設定による断層・亀裂を考慮したモデル作成可能)
・他ソルバー用出力*
・弾性限界パラメータKの設定
(ポストプロセッサでの緩み係数計算利用/ver.2004.09以降)
・絶対/相対切替機能*
・解析結果図、数値データのコピーアンドペースト
・数値地図データ(国土地理院 数値地図)の取り込みに対応
・解析結果のテキスト出力)
(UCSD形式での解析結果出力機能(EVS/MVS/AVS等)など)
適用事例
・トンネル分岐部/立坑連接部の掘削解析・橋脚基礎部/ケーソン/土留め工の検討
・近接施工による既設構造物への影響検討
・トンネル掘削時における補助工法の妥当性検証解析
・切土/盛土による周辺地盤への影響検討 など


項目 | 動作環境 |
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CPU | Intel® Pentium® 4以降、またはそれらと互換性のあるCPU(SSE2対応が必要) |
メモリー | 実装256MB以上(推奨:実装1024MB以上) |
ハードディスク | 30MB以上の空き容量(製品インストール時) ※解析実行時には、解析データの規模により、さらに多くのディスクが必要となる場合があります。 |
ビデオカード | VGA256色表示以上に対応したもの |
OS |
Microsoft® Windows 7/10. 日本語 Microsoft® Windows にて動作確認を行っております。 日本語 Microsoft® Windows 7 / 日本語 Microsoft® Windows 10 |
I/Oポート | 使用するハードウェアロックキーのタイプにより、USB1.0互換(Aコネクタ)が必要となります。 (ネットワークライセンス方式の場合は、LAN経由での認証となるため上記ポート類は特に必要となりません。)
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その他 | キーボード・マウス・ディスプレイ(またはそれらに類するもの)。 ※製品インストール時にはAdministrator権限が必要となります。 ※製品インストール時に[セキュリティの警告]ウィンドウが表示される場合があります。 |
説明 | ||
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基本システム | 力学特性モデル | 線形弾性、弾塑性(Tresca*/Huber Von Miss*/Mohr-Coulomb*/Drucker-Prager*)、慣性力*、熱応力* |
要素の種類 | 平面8節点要素、シェル要素、ボルト要素、ジョイント要素 | |
他ソルバー用出力 | 8節点&6節点ひずみ要素*、20節点&15節点アイソパラメトリック要素*、定歪み四角形&三角形* | |
境界条件 | XY方向変位指定、荷重指定(点/線形) | |
結果出力 | 変形図、主応力図、色分け図、コンター図、梁(ビーム要素)の軸力・モーメント・せん断力図、ボルト(トラス要素)の軸力図、シェル要素のモーメント分布・軸力分布図断面上の成分、数値データ出力(テキスト出力) | |
解析結果図/数値データのコピーアンドペースト機能、DXF読込機能、「絶対/相対」切替機能* | ||
年間サポート (有償) | ・メール/電話での使用方法サポート ・バージョンアップ料金の割引 *はオプション機能
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