レーザスキャニング
ラジコンヘリ
(株)エムキューブネットワークとの協力のもとで、ラジコンヘリからのレーザスキャニングのサービスを開始いたしました。
地すべりやがけ崩れの土量、切土や盛土現場の掘削量、処分場の埋立て量など、地形の概略を手軽に計測することができます。
点群データの獲得と地形データの活用
レーザスキャニングに用いるユニットは、超小型IMU、GPS、レーザスキャナ(測定距離30m)からなり、全重量が約4kgであるため、ラジコンヘリに搭載できます。
また、無線LANによる遠隔制御が可能であり、スキャン範囲を計測中に可視化することができます。
計測精度は20cm~30cmであり、測量には不向きですが、地表面の概略形状を広い範囲で把握することができます。
レーザスキャニングにより得られた点群は、3次元サイト特性モデラ
Geo-Graphia®によって処理され、表面形状として認識した後、
DEM形式や各種CAD形式などに変換します。また、既往の地形図や前回の計測との差分をとることで、次のような計測が可能です。
- 地すべりやがけ崩れの土量の計測
- 切土や盛土現場の掘削量の計測
- 処分場の埋立て量の計測
また、地表面形状と地層に関する情報を組み合わせ、斜面の安定性検討や落石シミュレーション、有限要素解析などを実施することができます。
是非ご活用ください。