無線やインターネットを用いた計測
Geo-Net
防災を目的として遠隔計測を行う際には、インターネットを活用して効率的にデータ転送や保管、閲覧を行うことが提案されています。 地層科学研究所では、独自の手法によりセンサーやデータロガーを選ばないインターネット計測の仕組みを開発しました。遠隔計測のメリットを最大限に
地すべりやがけ崩れの長期モニタリング、提体内部の水位観測、切土斜面のアンカー力の計測などでは、既に多くの場所でインターネットを活用した計測が実施されています。 地層科学研究所では、このような遠隔計測のメリットを最大限に生かすインターネット計測サービスGeo-Netを開発しました。本システムには、シリアル通信を遠隔地からコントロールする仕組みや各種の無線センサーユニットに対応した基地局を装備することができ、センサーやデータロガーを選びません。 このため、計測現場に応じた柔軟な計測体制の構築が可能となります。 また、得られたデータに対して、フィルタリング処理や時系列解析処理によって必要な変化のみを抽出するGeo-Brainソフトウェアを組み込むことが可能です。
計測結果の閲覧は、インターネットを経由してウェブブラウザで可能です。計測現場や計測結果などを3次元で表示し、結果の理解を支援する仕組みも開発しています。 施工中の計測や防災のための長期モニタリングに、地層科学研究所のインターネット計測をご活用ください。
